こんにちは!
しらりんです。
「もっと魅力的な文章を書きたい」
「人の欲求を刺激する文章を知りたい」
- こんなお悩みはありませんか?
実は、人を行動させるためには、コピーライティングの『QUESTフォーミュラー』という説明の型がありますが、それをベースにして、さらに人の欲求の『GDTの法則』を理解して使いこなせると、とても魅力的なセールスライティングが書けるようになります。
『QUESTフォーミュラー』について詳しい内容をまとめた記事がありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
ぜひ、この記事を読んであなたも思わずポチッとしたくなるような魅力的な文章が書けるコツを手に入れてくださいね。
GDTの法則とは?
*図解
『GDTの法則』とは、世界的に有名なコピーライターでもある『マイケル・フォーティン』氏が発案したライティングの型になります。
この『GDTの法則』は、人が叶えたい欲求を3つの段階で表したものになります。
- G:Goal(目標)
- D:Desire(欲望)
- T:Teaser(本性)
もう少し具体的に簡単にいうとこういうことです!
- 目標:人は誰しも時間やお金をなるべくかけずに、楽をして物事を達成したいと考える
- 欲望:そして、時間やお金をかけてでも、富や愛や快適さを求める
- 本性:さらに、希少性の高いモノや好奇心をくすぐるものに弱い性質を持っている
このように、人が本能的に叶えたい欲求の3つの頭文字をとったものがGDTの法則です!
そして、GDTはG→D→Tの順で欲求としては強くなっていきます。
なぜ人の欲求について知る必要があるのか?
では、なぜライティングをする上で、人の欲求を知る必要があるのでしょうか。
それは、
人に興味を持った貰わないと、どんなに中身が良い記事やSNSでの発信でも読んでもらえないからです!
今は情報過多の時代です。発信する人も多く、発信しても全然みてもらえないことの方が正直多いでしょう。
そんな中で、あなたのブログやサイト、動画を見てもらうには、人の欲求や興味を惹きつけるための”仕掛け”をすることが必須!
つまり、人の欲求をくすぐることが必要になってくるのです。
この”仕掛け”がGDTの法則ということになります。
《目標》G:Goal(ゴール)
※図解
まず、《目標》のG:Goal(ゴール)です。
人は時間をかけず、努力せず、お金を使わず何かを得たい生き物です。
3つの中で一番弱い欲求になります。
【時間をかけたくない】G:Time(タイム)
人は、なるべく時間を使いたくない(手間をかけたくない)と考える生き物です。
入力
【努力をしたくない・楽をしたい】Effort(エフォート)
人は、少ない努力で目標を達成したいと考えています。忙しい生活の中で、手間をかけずに成果を得られる方法を求めています。
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【お金をかけたくない】Money(マネー)
人はコストを最小限に抑えたいと考えています。高品質でありながら、手頃な価格で提供される商品やサービスに魅力を感じます。
基本的に、使ったお金以上に見返りを得られる場合に使われます。
このGの要素を、文章や動画のタイトルに入れると、一気に魅力的なタイトルになり、思わず読みたくなるような文章が書けるようになります。
《欲望》D:Desire(デザイヤー)
*図解
D(Desire)はより強い欲求になり、同じく3つに分類されています。
人は、人よりも幸せになりたいと思う部分の欲求になります。
・Greed:富や名誉が欲しい
・Lust:愛されたい、性欲を満たしたい
・Confort:快適でありたい、悩みを解消したい
【富や名誉が欲しい・強欲を満たしたい】Greed(グリード)
人間は、他人と比べ「自分は優れている」と思いたい生き物です。
お金をもっと稼ぎたい、高級車に乗りたい、タワマンに住みたい、高級ホテルに泊まりたい、ブランド物を持ちたい、全部ここに当てはまる欲求です。
「そんなことはない」って思ってるかもしれませんが、深層心理の中ではそういう感情が必ずあります。
【愛が欲しい・性欲を満たしたい】Lust(ラスト)
【快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい】Comfort(コンフォート)
人は、快適な毎日を過ごしたいですし、悩みがあればそれも解消したいと願います。
将来の不安(病気、仕事、お金)などもここに含まれます。
《本性》T:Teaser(ティーザー)
*図解
3つのうち、もっとも強い欲求にあたります。
気にしたくなくても、気になってしまうある意味の毒性みたいなものがあります。
T(Teaser)には3つの欲求があります。
・Scarcity:希少性
・Curiousity:好奇心
・Controversy:反社会性
【希少性のあるものが気になる】:Scarcity(スケアシティー)
人間は、数や時間の限りがあるものに弱いです。
限定何個です!って言われるとついつい買いたくなったしまいませんか?
【好奇心を掻き立てられるものが気になる】:Curiosity(キュリオシティー)
【反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる】:Controversy(コントロバーシ
人は、「やっちゃダメ」と言われたことや争いごとに気になってしまう、反社会性のあるものに非常に弱い性質があります
まとめ
GDTの法則について解説してきました。
G・D・Tのそれぞれの頭文字の略から命名されており、それぞれ3つずつ計9つの欲求が人間にあることを解説してきました。
Goal(目標) | Time(時間をかけたくない) | Effort(努力したくない) | Money(お金を使いたくない) |
Desire(欲望) | Greed(富や名誉が欲しい) | Lust(愛されたい、性欲を満たしたい) | Confort(快適にしたい、悩みを解消したい) |
Teaser(本性) | Scarcity(希少性) | Curiosity(好奇心) | Controversy(反社会性) |
GDTの法則を知った上で世の中の現象を見ると、いろんなことに仕掛けられ、突き動かされているということがわかるようになると思います。
そして、この法則をぜひ頭の中に入れて、あなたがここぞというときに売り込みをかけたい時のコピーライティングの実践に活かしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。