インスタグラム運用

【2024年最新版】インスタのコンセプト設計とは?初心者でも簡単にできる6ステップを解説

「インスタっでコンセプト設計が大切って聞くけど何からすればいいのかわからない。」

「コンセプト設計ってどんな手順でやればいいの?」

こんな悩みはありませんか?

運営において、最も重要になるのが「コンセプト設計」です。コンセプト設計がうまくいっていないと発信の軸がぶれてしまい、投稿の内容がわかりにくくユーザーに認知もされません。

とはいえ、どのようにしてアカウントのコンセプトを設計すればよいのかわかりませんよね。

この記事では、

  • コンセプト設計の目的
  • アカウントコンセプトを設計する手順
  • コンセプト設計時の注意点

について具体的に初心者にもわかりやすく解説。

私のインスタのコンセプト例も具体例として最後に紹介していますので、ぜひこのブログを読んでコンセプト設計をマスターしてくださいね。

インスタを伸ばすためにはコンセプト設計が必須

インスタグラムにおいてコンセプト設計は一番重要です。

なぜなら、コンセプト設計次第でそのアカウントがうまくいくのかの7割くらいは決まってしまうからです。

コンセプト設計には、なるべく時間をかけて取り組んでください。

コンセプト設計を行う2つの理由

インスタグラム運用においてコンセプト設計が重要であることはここまでの説明でわかったと思います。

ここからは、アカウント設計を行う2つの目的を解説します。

発信内容に一貫性を持たせて世界観を作るため

インスタグラムのコンセプト設計を行う目的は、発信内容に一貫性を持たせるためです。

なぜなら発信内容が定まっていないと、ユーザーの心には響かないからです。

たとえば以下2つのアカウントであれば、どちらの発信を見たいと思いますか?

  • 子育て中のママに向けてお出かけ情報についてのみ発信
  • 美容・節約術・発信者の趣味・投資・子育て・雑学・自己啓発など発信に統一感がない

おそらくほとんどの方が、前者のアカウントを見るでしょう。

後者のように発信内容に統一感がなく多くの内容を投稿するアカウントは、ユーザーになかなか情報発信の意図が伝わりません。専門性がないので、なんのアカウントかわからずフォローされることはないでしょう。

〇〇といえば〇〇さんだよね、と言ってもらえるようになるため

あなたが実際にインスタを見る時を思い出してみてください。

  • 子供とのお出かけ情報なら〇〇さんのアカウント
  • お金の情報はBさんのアカウント
  • 片付けやミニマリストの情報なら〇〇さん

こんな感じで特定のアカウントが思い浮かびませんか?

こんな風にユーザーさんから覚えてもらえていれば、コンセプト設計に成功している証拠。

ユーザーさんが何か困ったことがあった時にあなたのアカウントを見てくれるし、ストーリーが上がっていればチェックしてくれるようになります。

コンセプト設計のやり方6ステップで解説

では、ここから具体的にどのような手順でアカウント設計をしていくのか6ステップで説明していきます。

 

ステップ1:運用の目的を決める

まずは、運用の目的を決めましょう。

そのアカウントのゴールが何かによって発信のやり方やアカウントの見せ方は大きく変わるからです。

たとえば、

・インスタの運用代行のお仕事が獲得したいのか?

・美容系の発信をして最終的にPR案件をやったりしてインフルエンサー的になりたいのか?

・自分の商品や運営しているスクールがあり最終的にそこに加入したり購入して欲しいのか?

これだけでもアカウントの運用方針はかなり変わります。

最初にこのインスタのアカウントを伸ばした先に何を達成したいのか、きちんと決めてから運用をスタートさせましょう。

ステップ2:ターゲットとペルソナを決める

次にターゲットとペルソナを決めましょう。

なぜなら、ペルソナによって運用方針は大きく変わるからです。

ターゲット:商品やサービスを利用して欲しい “層” 

ペルソナ:ターゲットの中から更に具体的にたった1人の人物像を絞ること

 

SNSは1対多数ではありません。1対1がたくさんあるのです。

なので発信するときはたった一人に届けるつもりで発信すると届く。響く投稿になる。

  • 属性:男性、女性?何歳くらい?
  • 悩みや不安:100個くらい書き出す
  • 行動:どんなタイムスケジュールで過ごしている?SNSを見るのはどの時間帯?

ペルソナについてはこの記事で詳しく説明しているので参考にしてくださいね。

ペルソナとは?ターゲットとの違うや設定の仕方を詳しく解説!

ステップ3:発信のテーマを決める

次に発信のテーマを決めましょう!

テーマはステップ1で決めた、ターゲットを想定してテーマを絞り込みましょう。

その際に、子育てというような曖昧なテーマでは弱いです。子育てでも、知育系のことを発信するのか、子供との出かけるおすすめの遊び場所を発信するのか、のように具体的に考えていきましょう。

明確な発信内容でフォローされる確率はUPします。

発信のテーマを決めるときは、同じジャンルの競合を調査することも忘れずに。

ステップ4:ブランディングを作っていく

次にアカウントのブランディングを作っていきましょう。

アカウントのブランデジングは大きく分けて次の3つの要素で成り立っています。

・USP

・専門性

・権威性

それぞれどういうことなのか解説しますね。

①USP

まずアカウントのブランディングに欠かせない要素として、最初にあなたのアカウントのUSPを考えましょう。

USPとは以下の単語の頭文字をつなげたものです。

U:特徴

S:強み

P:メリット

例えば、インスタ運用のアカウントを運営したい場合、インスタ運用だけでは弱いですが、ここにUSPを決めることで他のアカウントと差別化することが可能です。

U(特徴):女性

S(強み):インスタに特化

P(メリット):インスタの知識が得られる

②専門性

次に専門性です。

専門知識として相手に提供できる情報は何かを考えましょう。

〇〇さんといえば〇〇だよね、と覚えてもらえるようなものがおすすめです。

③権威性

最後に権威性です。

経験や実績があれば記載するようにしましょう。

希少性という観点も重要です。例えば、インスタ運用代行の発信をしている人はたくさんいますが、

  • インスタ運用代行✖️イラストがかける
  • インスタ運用代行✖️マーケティング

このように2つのスキルを掛け合わせることで希少性が生まれそれもブランディングになります。

ぜひ、この3点を押さえて自分のアカウントのブランディングを考えてみてくださいね。

ステップ5:ロールモデルを決める

次にアカウントのロールモデルを決めましょう。

ロールモデルとは、すでに成果を上げているアカウントのことです。

なぜなら、ロールモデルを見つけて、そのノウハウやエッセンスをうまく真似ていくことで最短で成果を出せるからです。

ロールモデルを見つけるポイントは、以下の通りです。

  • 3〜5アカウントを参考にする
  • 同ジャンルのアカウントにする
  • フォロワー数は10,000人以上が目安

ロールモデルは3〜5アカウント程度を探しましょう。数が少ないと発信に偏りが出てオリジナリティも出にくいですし、逆に多すぎても発信内容に迷ってしまうためです。

また発信内容を参考にするため、異ジャンルではなく同ジャンルにしましょう。加えてフォロワー数10,000人以上と、目に見える指標も参考にするとよいロールモデルが見つかります。

ステップ6:プロフィールを考える

最後にここまでで設定したコンセプトをもとにアカウントを開設して、必要な設定をしていきましょう。

アカウントの細部を決めていってください。

  • アイコン
  • アカウントの名前
  • プロフォール文
  • 投稿のデザイン

逆にここまでアカウントの設計が終わってから、投稿作成などは行なってください。なぜならコンセプトが定まっていないと投稿のデザインや色味も決まらないからです。

ぜひこの5ステップを参考に、伸ばせるインスタアカウントを作りましょう。

インスタグラムのコンセプト設計をする時の2つの注意点

次に、インスタのコンセプト設計する時の注意点を2点ほど紹介します。

自分の憶測だけでコンセプトを決めない

インスタのコンセプト設計における注意点は、自身の憶測だけでコンセプトを決めない、という点です。

「ユーザーが求めるものは自分の経験上きっとこれだろう」「この情報を届けたらユーザーにとって利益になるはずだ」など自身の憶測だけでコンセプト設定をするのは危険といえます。ユーザーが求めていないことを発信してしまう可能性が高いからです。

そのため、しっかりとユーザーについて調べたデータから確信を持ってコンセプト設計をするようにしましょう。

情報収集してからアカウント設計を行う

インスタのアカウント設計をするときは、まずは情報収集してからアカウント設計をしましょう。

なぜなら、たとえ自分達の仕事であっても知らないことはありますし、想像で設計するとユーザーが求めている投稿をできないからです。また発信しようとしているテーマが独自性があっても、インスタであまりニーズがないジャンルという可能性もあります。

またこの時期に直接はアカウントに関係のないようなジャンルでもリサーチすることによって最新のインスタの傾向を掴むことにもつながったりします。

情報収集は必ず行ってからアカウント設計するようにしてください。

実際にインスタ運用で成果を出しているアカウントの事例紹介

では、実際にインスタグラムの運用で成果を出しているアカウントを紹介していきます。

成果を上げているアカウントを見ることで自社運用のヒントにしてくださいね。

私が実際に運用しているアカウントはこんな感じです。

ターゲット:20代後半〜30代の薬剤師、子育て中

ペルソナ:34歳の女性、2歳と4歳の子供を都内で育てている、賃貸、現在は薬局でパート勤務、旦那さんは会社員で転勤族、趣味はヨガと温泉巡り、日本酒好き

発信のテーマ:子育てに役立つお薬情報と薬剤師の転職情報

差別化のポイント:看護師や薬剤師で薬の発信をしているアカウントはたくさんあるが、そこにママ、転職経験豊富、副業という軸を加えて差別化している。

結果:ママ薬剤師✖️転職、副業をかけ合わせたことで1.9万人フォロワーまで伸ばすことに成功。

Instagramのコンセプト設計を行なった後にやること

最後に、アカウント設計をした後に行うことについて簡単に紹介します。

アカウント設計はインスタ運用の第一歩。その後も実はやることがたくさんあるので、こんなこともやるんだーとなんとなくイメージしておきましょう。

アカウントの分析

アカウントの分析は運用する上で必須です。

インサイトを見ると数字がずらっと並んでいて、何から見ればいいのー?と思うかもしれませんが最初にみる数値はこの4つのみで大丈夫!

保存率:保存数➗投稿リーチ数

ホーム率:フォロワーリーチ数➗フォロワー数

フォロワー転換率:フォロワー増加数➗プロフアクセス数

プロフィールアクセス:プロフアクセス数➗リーチ数

インスタで見るべき数値についてはこの記事で詳しく説明しているので参考にしてくださいね。

*内部リンク予定

アルゴリズムの理解

インスタのアルゴリズムの理解も必要です。

なぜなら、インスタのアルゴリズムは定期的に更新されており少し前までは伸びていた方法でもあっという間にアルゴリズムの変化により全く効果のない施策に変わるなんてこともよくあるからです。

私も忙しくてついついインスタの最新情報を追えない時期があったのですが、見事に伸び悩んでしまいました。

インスタのアルゴリズムや最新情報は必ず定期的にキャッチするこが必要です。

コンセプト設計でインスタ運用はうまくいく

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回の記事では、インスタのコンセプト設計について詳しく解説しました。

【インスタのコンセプト設計6ステップ】

1:運用の目的を決める

2:ターゲットとペルソナを設定する

3:発信のテーマを決める

4:ブランディングを作っていく

5:ロールモデルを決める

6:プロフィールを考える

この投稿を参考にあなたもコンセプト設計にチャレンジしてみて下さいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
saaori
はじめまして。 薬剤師ママのさおりと申します。 育休中にもっと身近で役に立つお薬・医療情報を届けたいと思いブログをスタート。お薬、薬剤師、子育て、ママのためのお得情報について発信しています。