なぜ産休育休中に勉強の話なのか・・・?
ずっと妊娠中も働いていた方なら、思うはずです。やーーーーーっと産休に入れる!!!!お腹も大きくなって通勤に仕事に毎日辛かったけど自分よく頑張った。明日から、しばらくお休みだー。子供が生まれたらゆっくりできないし、今のうちにやりたいことを好きなだけやろう、と。
私も産休に入って最初の数日はルンルンとした気分でした。カフェでお茶してゆっくりデカフェのコーヒーを飲んで本を読んだり、ネットフリックスで好きなアニメや映画を見まくったり。大学を卒業してからは仕事最優先で働いてきたのでこんな長期のお休みは初めてです。最初は最高の気分でした。しかしそんな自由な生活が2週間も続くとなんだか私はもやもやしてきてしまったのです。なんだか手持ち無沙汰というか、周りはみんな働いているのに自分はフリー、なんだか社会から取り残されたような。普通は産後に子供に付きっ切りの生活が始まってからこのように感じる人が多いと後から知りましたが、私はこの時点ですでにダメでした・・・。
なんだか晴れ晴れとした気持ちが一転、もやもやした気持ちでいっぱいになってしまいました・・・。
私が実際に感じたもやもや
このもやもやした気持ちの正体はなんだったのか。
おそらく急に自由時間が増えすぎてどうしたらいいか分からなくなってしまったんです。さらに急に生活が変わって初めての出産ということもあり気持ちが不安定だったんですね。でも産後は時間がなくなることは明白だったので、生まれる前までにやりたいことはやって産後もなるべく好きなことが少しでもできる時間を確保しようと、もやもやしていてもしょうがない、迷ったらまずは行動だ、と動き始めました。
そしてこの時、私は不安になるのと同時に何かを強烈にやりたい、せっかく時間があるのだからやりたかったこと本当にスタートしようと、意気込む気持ちも同時にありました。いやいや、これから子供の出産控えているんだからまずはその準備だろ、と突っ込みたくなる気持ちは分かります。でも社会人になってからなかなかまとまった時間が確保できず、やりたかったことリストは確かに溜まっていました。子育ては全力で取り組む気持ちはもちろんありますが、同時に自分のこともこれを機に、少し見直してみたい、そんな気持ちになったんです。
やりたいことは薬剤師関係だけでなく、家のこと、家族のこと、お金のこと、保険のこと、料理も凝ってみたいし、運動できるようになったらヨガやゴルフもしたい。本当に盛りだくさんでした。この辺のやりたいことリストの話は長くなるのでまた別の機会にまとめますが、ひとまず私は
育休中にも勉強が続けられる体制を作る
そしてずっと始めたかったお金の勉強をスタートさせました。
勉強したこと
・MPラーニングで更新までの不足単位の取得
・日経DIを毎月購読
ママ薬剤師の方なら、産休育休中も復職することを視野に入れて日々日進月歩する薬の情報を仕入れるために日経DIなどを利用する方は多いのではないでしょうか?会社によってはお休み中定期的に薬や業界の情報を送ってくれるところもあると友人に聞きました。私は当時そんな制度はない会社に勤めていたため、さすがにまったく情報に触れないのはまずいと思い、まずは日経DIは定期購読。
さらに出産数か月後に研修認定薬剤師の更新時期が迫っていましたが単位が足りなかったためMPラーニングも急いで登録しました。がっつりと時間をとって勉強する時間をとることは産後は難しかったため自分のペースでちょこちょこ勉強できるこの2つは使い勝手もよく産休中に登録しておいてよかったと思いました。
・FP3級の勉強独学でスタート⇒育休中に合格しました。
・投資信託の勉強スタート⇒育休中に積み立てNISA開始
お金の勉強はずっと本格的にやりたいと思っていました。これまでもお金や投資信託、NISA、iDeCo、保険など本はちょこちょこ読んでいましたが、どうせ勉強するなら資格が取れるとやる気も出るし何かないかなーと考え独学でもなんとかなりそうな、FP3級に決めました。結果的にお金のことについて体系的に勉強できてかなり自分の知識も整理されましたし、久々に薬以外の勉強は新鮮で楽しかったです。FP3級は独学でも3か月程度の勉強で十分合格できました。
まとめ
以上、私が産休育休中に勉強したことをまとめてみました。
今思うと、薬剤師とは全く関係ないことばかり気合をいれて勉強してしまいました(笑)
しかし子育て中育児のことばかりについついなりがちです。そんな中、全く違う分野の勉強をすることはとてもいい気分転換になったのでよかったです。もちろんそんな余裕がない日も多々ありましたが、子供が生まれる前にある程度勉強の教材などを用意しておくと思い立ったときにスムーズに始められたのでよかったです。ぜひ皆さんも自分にぴったりの勉強を始めてみてはいかがでしょうか?