どんな内容の本なの?
小児科医ママが執筆した1冊。
離乳食は作らなくてもいい理由をメリットをひとつひとつ解説してくれています。
イラストも豊富でステップ1~3と分かりやすく簡潔にまとまっているため産後の頭でもとても読みやすい1冊でした。産後のぼーっとしてる頭で難解な育児書なんて読めませんし、そもそもまとまった読書の時間なんて確保できないですよね(笑)
そんなママさんでもサクッと目を通せるので安心して下さい。
離乳食は作らないほうが上手くいく6つの理由
離乳食は作らないほうが上手くいくのにも、6つもの理由があります。
逆に言うと、手作り離乳食にするとこの6つの問題点をクリアしなければいけないことになります。
子育ては離乳食づくりだけではありません。やることは山のようにあります。私はすべてをこなすことは到底無理だと最初に痛感したので、早々にリタイアしました(笑)もちろん主人がいて余裕がある日は、作ったりストックをまとめて作る日もありましたが、平日は本当に作ってなかったですね。
詳しくは本でぜひ読んでほしいのですが、ざっとこんな理由です!!!
離乳食における鉄分の重要性
これは日本人のママさんにもっと知って欲しいです。
鉄を制するもの、育児を制する!
薬剤師としても鉄は本当に重要だと私も考えます。
赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときは体に必要な鉄分を十分に蓄えてから生まれてきますが、この貯蔵鉄は6か月を過ぎるころに使い切ってしまうのです。そして鉄不足になると、
・体が小さい
・グズグズする
・ギャン泣きする
・じっとおとなしくしていられず動き回っている
・言葉が遅い
・小さいものをつかむのが下手
などなど、さまざまな成長過程における弊害が起こることが知られています。
そのため6か月を過ぎたら、母乳やミルクでは不足してしまうため鉄分を含む離乳食を食べさせる必要があるのです。
本の中ではどうすればいいのか対処法もきちんと書かれていますのでぜひ実践して欲しいです!
まとめ
子育て中のママさんの悩みは本当に人それぞれで毎日尽きないと思います。
こんなことしなくても何の問題もなくパクパク食べてくれる子供ももちろんいると思いますが、なかなか食べてくれない、離乳食づくりが日々の子育ての中で大きな負担にもしなっているなら・・・ぜひこの本を一度読んでみて下さい。そっか・・・こんなに頑張らなくてもよかったのかと肩の力がきっと抜けるはずです。そして少しでも楽をしてママの笑顔の時間を増やしましょう!子供はママの笑顔が一番好きなはずなのですから。
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