「インスタ運用代行に興味はあるけど、どうやって始めたらいいのかわからない」
「会社員でも副業でできる仕事なの?」
こんな悩みはありませんか?
かくいう私も最初はどうやったらインスタの運用代行の仕事ができるのか全くわからなくて挫折しかけた経験があります。
そこで今回はインスタ運用代行の始め方について解説したいと思います。
スキルゼロの初心者だった私の実際の体験談も交えてお話していますので、ぜひこの記事を読んでインスタ運用代行としての第一歩を踏み出してくださいね。
インスタ運用代行とは?
インスタ運用代行とは、企業や個人事業主の代わりにインスタの投稿や分析を代行するお仕事です。
今、インスタは集客に使われるだけではなく、採用活動でも使われるケースがあります。
「こんな会社あったんだ」と多くの人に知ってもらったり、「この投稿面白い、ここで仕事すると楽しそう」と感じてもらうことで、採用活動にも繋がっているわけです。
今や、集客と採用の両面で大きく影響するSNSの魅力に、多くの企業が気付き始めており、SNSを活用し始めています。
しかし、企業の多くはインスタ運用ノウハウがないだけではなく、そもそも質の高いインスタ投稿ができていないため、これから始める「運用代行」というお仕事には多くのチャンスと需要があるといえます。
始めるなら、1日でも早い方が良いと言える注目のお仕事です。
インスタ運用代行の仕事内容と相場
企業や個人でインスタ運用代行を依頼する場合、SNS運用代行業者またはフリーランスのどちらかが一般的です。フリーランスはインスタ運用代行業者に比べて費用が安いことから、企業からも注目されています。
SNS運用代行の依頼される仕事内容は幅広く、作業を代行するものからマーケティング戦略を任される重要な役割まで目指せる仕事です。実際の仕事内容と収入の相場を、難易度別にまとめて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
収入の相場と仕事内容
収入相場 | 仕事内容 | |
初級編 | 月数千円~5万円程度 | ・いいねやコメント返しなどアクション代行
・提供されたネタを元に投稿作成 |
中級編 | 月5~20万円程度 | ・投稿ネタ作り
・ネタから投稿作成 ・デザイン作成 ・データの記録・報告 ・リールの編集・作成 |
上級編 | 月20万円~ | ・コンセプト設計
・アカウント全体の運用 ・データ分析→改善策の提案 ・複数SNSのかけ合わせ運用 |
このように、一言でインスタ運用代行と言ってもお仕事の幅と収入の相場にはかなり差があることがわかります。
大切なのはポイントは、フリーランスと企業に運用代行を頼む場合に依頼内容に違いがあることです。
企業に運用代行を頼む場合はある程度、運用代行というと商品でパッケージされていてお仕事の内容も金額によってかっちり決まっていることがほとんどです。
しかし、フリーランスは運用代行を頼む自由に代行して欲しい内容をカスタマイズできることが、大きな違いです。
たとえば、投稿のいいねとコメント返しなどのアクション代行だけして欲しいという簡単な作業だけお願いすることもできますし、投稿作成などのデザインは企業側にチームがいるので、投稿のネタだしとデザインの添削、データの分析と改善案の提案などコンサル寄りの仕事をお願いしたいと言われるケースもあります。
先ほど示した仕事内容の中でも、頼みたい仕事だけに絞ることによって企業側も経費を抑えられるので、仕事内容を自由にカスタマイズできるフリーランスに運用代行を頼むことは企業にとってもメリットがあるといえます。
最終的に自分がどのくらい稼ぎたいのか、作業時間はそれくらい確保できるのかを見据え、どのくらいの収入が欲しいのかを考え、スキルを身につけましょう。
インスタ運用代行には2種類ある
SNS運用代行には、「ゴースト型」と「プロデュース型」の2種類に分けられます。これからSNS運用代行を目指す方や、副業で始めたい方にはゴースト型からスタートするのがおすすめです。なぜなら比較的スキルがない状態でもできる仕事が多く、実績づくりにピッタリだからです。
しかし運用代行の人数は増えていますが、プロヂュース型は少ないのが現状。最初はゴースト型で実績を作り、今後運用代行でしっかり稼ぎたい人は、プロデュース型までできるようになるとよいでしょう。
それぞれ詳しくご紹介します。
ゴースト型
ゴースト型は単純作業が多く、クライアントから指示された内容を行うだけなので、作業だけならスキルが低くてもできます。
たとえば、投稿を作るだけだったり、アクション代行などがその代表です。
基本的に誰にでもできる作業なので、案件獲得までの競争率が高かったり、単価も低いことがデメリットです。しかし、インスタ運用代行を始めたばかりの方や初心者で実績がない場合は案件獲得しやすいメリットも。
最初はゴースト型で実績を作り、少しずつプロデュース型を目指すのがおすすめです。
プロデュース型
プロデュース型の仕事内容は、前述したインスタ運用代行の中級編〜上級編に当たります。
インスタ運用代行ができる人は増えていますが、実はゴースト型の人が多いのです。インスタの設計〜集客まで総合的にできる人、つまりマーケティングのスキルもある人材は少ないので、プロデュース型のスキルが身につけば継続案件に繋がりやすいです。
さらにチームでやると再現性が高いので、最終的に自分だけでは案件を捌ききれないほどお仕事が来るようになったらチームを組むことも一つの方法です。
ぜひ、在宅ワークである程度安定してまとまった収入を得たいと思う場合は、最終的にはプロデュース型のインスタ運用代行を目指すことをお勧めします。
インスタ運用代行の始め方
実際に未経験からSNS運用代行で稼ぐには、なにをすればいいのかわかりませんよね。ここではSNS運用代行として収入が得られるようになるまでの手順をご紹介します。
大きくわけて以下の7つのステップにわけられます。
ステップ1:必要なものを揃える
・スマホ
・Wi-Fi
まずは必要なものを準備しましょう。
インスタ運用代行を始めるのに必要なものはたったこの2つ。
もちろんパソコンはあったほうが作業効率は上がりますが、最初はなくても大丈夫です。
ステップ2:インスタ運用の正しいスキルやノウハウを身につける
次に、インスタ運用代行を始めるに当たって足りないスキルを学びましょう。
必須スキルは大きく分けて下記の5つです。
継続して依頼されるには、身につけておくべきことばかり。おすすめは参入したいSNSをひとつ決めて、学ぶのが効果的です。インスタ運用代行を目指すなら、インスタ運用に必要なスキルを集中して学びましょう。
・インスタの基本的な運用スキル
・コミュニケーション能力
・ライティングスキル
・インスタの投稿作成のためのデザインスキル
・数値やデータ分析能力
・マーケティングスキル
ただ最初からこれらのスキルはすべてなくても大丈夫。
これらのスキルは実際にアカウントを運用しながら身につけていくので問題ないので、どんどんアウトプットしながら並行して学んでいくスタイルでスキルアップしていきましょう。
私自身も最初はスキルゼロからのスタートでしたが、常にインスタの最新情報はキャッチする、小さな案件でもまずはやってみて自分のスキルと実績を積み上げる、わからないことは専門家に壁打ち(相談)して軌道修正していくことを心がけてきました。
スキルアップを心がけています。
ステップ3:発信内容を決める
次にどのような発信内容のするのかを決めましょう。
おすすめは、インスタ運用のノウハウを発信すること。
なぜなら、自分のアカウントがあることで今後インスタ運用代行のお仕事を獲得していくときの窓口になるからです。
また下記のようなメリットもたくさんあります。
- 学んだことをインスタの投稿でアウトプットすることで成長スピードが上がる
- 自身のインスタ運用代行のアカウントがあることでお仕事の問い合わせ窓口になる
- インスタ運用のさまざまな施策を自分のアカウントですぐに試せる
他にも、「#インスタ運用代行」と調べてみると他にも参考になるアカウントがたくさんありますので、まずは他の方の投稿やアカウントの雰囲気を参考にしながら発信内容を決めてくださいね。
ステップ4:アカウントを開設する
発信内容が決まったら、実際に自分のアカウントを開設しましょう。インスタ運用代行としてお仕事用のアカウントなので、ビジネスアカウントで開設がおすすめです。
ビジネスアカウントと個人アカウントの違いは以下の通りです。
・ビジネスプロフィールを設定できる
・インサイトが見られる
・広告が出せる
このようにビジネスアカウントは宣伝や集客のためのツールが用意されています。
また実際に運用していくなら、日々インサイトを見て数値分析は欠かせないので、やはりビジネスアカウントは必須になります。
ぜひ、運用代行を目指すならビジネスアカウントで開設しましょう。
ステップ5:まずは30日間毎日投稿する
アカウントを開設したら、実際に自分のアカウントを運用してみましょう。
インスタ運用代行のスキルを学びながら、同時にアカウントを運用するのがおすすめ。インプットをして終わりではなく、アウトプットすることで、スキルの習得スピードが上がります。
そして、重要なのはまず最初の30日間は毎日投稿することです。
・1ヶ月目は下手でもいいので大量に作る、投稿する
・完璧主義にならない
・30日間投稿することで数値もデータも集まりわかることが増える
少し厳しい言い方ですが、インスタで毎日投稿できないと他の方法でも稼ぐことは難しいです。たとえば、youtubeは工数がかかるしブログはSEOのプロが多くすでに厳しい、X (Twitter)はインスタと違い実績がないと厳しい世界。
その点インスタは実績がなくても初心者でも参入しやすいSNSです。だからこそ競合も増えてきているので、毎日投稿はマストです
まずは、とにかく手を動かすことを意識して毎日投稿してみましょう。
ステップ6:運用代行の案件を探す
ある程度、投稿したら運用代行の案件を実際に探してみましょう。
最初のお仕事の探し方は次の章で詳しく解説しますので、そちらを参考にしてください。
手段としては3つです。
- クライアントワークに応募する
- 自分のアカウントからモニター募集を行う
- 知人から紹介してもらう
ステップ7:経験、実績を積んで単価アップを目指す
クライアントワークや自分のアカウントからのモニター募集などで実際に運用代行のお仕事を獲得したら、経験と実績をどんどん積み重ねていきましょう。
自分がアカウントを運用してフォロワーを増やした実績や案件獲得の件数をクライアントに示すことによって、高単価の案件を獲得することが可能になります。
また最初は低単価でも、同じクライアント様から長くお仕事を継続して頂くことによってアンテ収入にもつながります。
最初のお仕事を獲得する方法
次に、インスタ運用代行でお仕事を獲得する方法について解説します。
インスタ運用代行でお仕事を獲得するには3つの方法があります。
- 自分のアカウントからお問合せをいただいて獲得
- クライアントワークに応募して獲得
- 知人や友人経由で仕事を紹介してもらう
おすすめは、①自分のアカウントからお問合せをいただいて獲得することです。
なぜなら、クライアントワーク経由のお仕事は単価が低いことが多く、インスタ運用のお仕事は想像以上にやることが多いのであまり単価の低いお仕事だと割に合わないことがあるからです。
そのためにも自分のインスタのアカウントをしっかり運用して育てていきましょう。
具体的にお仕事を自分のアカウントでお仕事を獲得するには以下のステップが必要です。
- アカウントで発信を継続する
- お仕事のお問合せをDMでもらう
- 月に3名限定で無料相談などでモニター募集
- 面談の日程を決め、サービス内容を紹介する
- 面談後、成約したらお仕事スタート
ただ、運用開始からお問い合わせが来るまでには平均3ヶ月ほど時間がかかるケースが多いので、最初は①と②を並行して行うことがおすすめです。
特にまだ実績がないうちはクラウドソーシングサイトから案件獲得が一番手っ取り早いです。
・提供されたデータを元に投稿作成のみ
・いいねやコメント返しなどのアクション代行のみ
などスキルがなくてもできる内容のものがたくさん募集されています。単価は低いかもしれませんが、まずはどんどん応募して実績を作りましょう。
そして、その実績を自分が運用しているインスタのハイライトやプロフィールに実績として紹介しましょう。
ちなみに③は、最初の案件としてはお試しでアリかもしれませんんが知り合いだと正直お金の部分でやりにくかったりするので正直おすすめはしません。
とにかく早く実績を作りたい場合は、クライアントワークに応募し、自分のアカウントを同時に運用していくことがいちばんの近道です!
収入を安定させる方法と必要なスキル
2、3年前のインスタ市場は競合も少なかったのである程度ジャンルを選べは誰でも運用代行である程度は稼ぐことが可能でした。
しかしここ最近は運用代行をする人も増えてきたので、なかなか単価が上がらずお仕事を獲得できても、安定収入につながらないケースもあります。
そのため、インスタ運用代行でお仕事を獲得した後もしっかりと安定収入を得るためにスキルアップは欠かせません。
- インスタ職人
- プロデュース能力の高い人
- 特化したスキルがある人
それぞれ、どんな人なのか解説していきますね。
インスタ職人
まずはインスタ職人タイプ。いわゆる、インスタメディアづくりのプロといえる人です。
たとえば、インスタ運用のプロとして発信されているSAKIYOMIさんはこのタイプといえます。
投稿に価値を作り出しながらバズ投稿を作り、運用していく方法、インスタを極めたい方におすすめです。
プロデュース能力が高い
次にプロデュース能力の高い人。具体的には、インスタだけで試作が終わらない人ということです。
たとえば、インスタ運用はもちろんできるけど、他の施策としてYouTubeやTikTokなどの動画の作成と運用ができたり、ブログやメディア記事もSEO対策も含めてわかる、ホームページの設計もできる、X(Twitter)の運用もできるなどです。
業界、クライアントに最適な動線設計の提案ができる人なので、企業側からはとても重宝される人材といえます。そのため、お仕事も継続案件になることが多く、安定収入につながります。
特化したスキルがある人
最後に特化したスキルがある人も安定収入につながっている人が多いです。
たとえば
- 写真撮影が上手い
- デザインスキルがある
- コピーライティング能力が高い
- リールが得意
- ディレクションができるのでチームでインスタ運用できるなど。
そして、上記3点にすべて共通して言えることは、
マーケティングスキルがあるということ!
最初のお仕事が獲得できたら、実はそのあと継続してお仕事をいただくことの方が実はとっても難しいんです。
ぜひ経験と実績を積みながらマーケティングの基礎も身につけていきましょう。
マーケティングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
インスタ運用代行で理想を実現しよう
今回はインスタ運用代行の始め方について解説しました。
ステップ1:必要なものを揃える
ステップ2:インスタ運用代行の正しいスキルとノウハウを身につける
ステップ3:発信内容を決める
ステップ4:アカウントを開設する
ステップ5:まずは30日間毎日投稿する
ステップ6:運用代行の案件を探す
ステップ7:経験、実績を積んで単価アップを目指す
ぜひ、インスタ運用代行に興味がある方は、このステップを参考に始めてみてくださいね。
もしあなたが少しでもインスタ運用代行に興味があるなら、始めるなら今です!
確かにインスタ運用代行を目指す人はどんどん増えていますが、2024年現在もインスタ運用のスキルを求めている企業は数多くあります。
ぜひ、在宅ワークで安定収入を目指したいならチャレンジしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。