PREP法とは、わかりやすい説明の構成を作るためのライティングのスキルの一つです。
あなたは上司やクライアントからこんな風に言われてしまった経験はありませんか?
「つまり何が言いたいの?」
「結論から言って」
「その根拠はなに?」
「ちゃんと整理してから話して」
なんて言われた経験があれば、ぜひPREP法を身につけましょう。PREP法を身につけることによって、自分の言いたいことが聞き手に伝わりやすくなり、
- 聞き手のストレスを減らす
- 不要なコミュニケーションを減らす
- 考えを理論的に整理する癖がつく
などメリットがたくさんあります。
結論から話すようにしたら私も人に
PREP法とは?
PREPの法とは、一言で言うとわかりやすく説明するときに必須のスキルです。
Point:文章の要点、ここで最初に結論を述べます
Reason:pointで述べた結論の理由を説明する部分です
Example:Reasonで述べたりゆを裏付ける、具体的な例を説明する部分です
Point:文章のまとめの部分で、最後にもう一度結論を述べます
メリット
説得力が出る
短時間で意見が伝わり不要なやり取りが減る
文章をスムーズに作成できる
情報整理に使える
デメリット
使い慣れる必要がある
スピーチ・長文作成には向かない
例文
具体的にPREPの法則を意識した文章の例を示しますね。
まず初めに何も意識しない場合こんな会話になりがちではないですか?
あなた:すみません、少々お時間よろしいでしょうか。
上司:どうしたの?
あなた:運用しているインスタの表紙のデザインなのですが…。A案は働いているママ向けのデザインとして作成し、B案はもう少しターゲットを広げて妊婦さんや子育て中にのママをターゲットに表現したデザインです。ちょっと見ていただけますか?
上司:う、うん(なんの話だ?)
あなた:従来の表紙のデザインは、B案同様に妊婦さん向けのデザインだったのですが、別角度からの切り口も必要との意見がありましたので、今回はA案も作成しまして…
上司:ごめん、そもそもなんの話?
上記の会話例は、PREPの「要点(結論・主張)」がない例です。
これでは、「A案とB案で悩んでいるのであなたの意見を聞きたい」という相談なのか、「A案を採用することになった」という報告なのか、わかりませんよね。これでは聞いている方は何の話かわからず、ストレスになってしまいます。
先ほどの会話例を、PREP法を用いて再構成すると以下のようになります。
P【要点】ご報告です。インスタの表紙のデザインのA案とB案ですが、チームで検討した結果「A案を採用する」ことが決まりました。
R【理由】採用理由は、「働くママ向け」に訴求したA案の方が、より現在のフォローしてくれているフォロワーのノーズにあうためです。
E【具体例】たとえば、過去に働く妊婦さん系の記事を投稿した時により多くのコメントがあり、保存数も伸びた事例があります。
P【要点】したがって、チームではA案を採用すると決定いたしました。
結論から述べているので、とてもわかりやすくなりましたね。
またこの法則は日常で仕事をする上でも意識して欲しい法則です。この法則を意識するだけで全てのビジネスの場面に応用することができます。
もし、ライティング関係の仕事をしていなくても、応用ができるスキルといえます。
今日からビジネスで話す時には「まず結論からいうと」これを実践してみてくださいね。
まとめ
今回はPREP法について説明しました。
Point:文章の要点、ここで最初に結論を述べます
Reason:pointで述べた結論の理由を説明する部分です
Example:Reasonで述べたりゆを裏付ける、具体的な例を説明する部分です
Point:文章のまとめの部分で、最後にもう一度結論を述べます
まずは、普段から結論から言うと〜をまずは癖づけてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。